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当院理学療法士の平野、池田が日本バトン協会北陸支部にて講演しました

当院理学療法士の平野、池田が日本バトン協会北陸支部にて講演しました

こんにちは。 理学療法士の平野です。 去る2025年5月25日(日)に、日本バトン協会北陸支部の令和7年度講習会に講師として招かれ、 石川県松任市へ行ってきました。 テーマは「バトントワーリングに多く発生する外傷・障害の予防策」で、 指導者・保護者・選手など約60名を対象に実技を交えた講演をさせて頂きました。 2014年に愛知県で全日本バトントワーリング選手権大会が開催され、 大会のメディカルサポートをさせて頂いたことがきっかけで、バトントワーリングに関わることとなりました。 その後、縁あって世界大会にも6回ほど帯同させて頂いております。 全国の多くの指導者や選手に出会い、たくさんのことを学ばせて頂き、これらの経験を元に、 バトントワーリングで特徴的な動作とケガの関係を紐解いて、原因と対策についてお話しをさせて頂きました。 当院理学療法士の池田も同行しましたが、実は、元バトントワラーで種目別の世界チャンピオンでもあります。 そして、今回の講習会は、池田が所属していた支部でもあり、大変、感慨深かったようです。 今後も池田と共に、バトン界の発展のため、外傷・障害予防の啓発に努めていきたいと思いますので、 よろしくお願いいたします!

第16回アスレティックトレーナーズミーティングに参加いたしました

第16回アスレティックトレーナーズミーティングに参加いたしました

こんにちは。 理学療法士の城谷です。 2025年4月20日(日)に開催されました、愛知県アスレティックトレーナー連絡協議会の 第16回アスレティックトレーナーズミーティングに参加いたしました。 今回のミーティングは「アスリートの体温と気象環境」というテーマで開催され、 生理学の視点から「運動と体温の関係」について、栄養学の視点から「暑熱環境下でのパフォーマンス低下を抑制する水分補給・食事方法」について大変貴重な話を聞くことができました。 また、シンポジウムでは科学的知見に加え、実際のスポーツ現場やパラアスリートに対して行われている具体的な内容について話があり、各分野の経験豊富な先生方から多くを学ぶことができました。 スポーツ現場で活動をする者として、選手の安全と健康を守ることは重要な役割の一つであり、スポーツ活動における重大事故の一つに「熱中症」が挙げられます。 スポーツ現場における熱中症の発生を最小限にし、重症化を防ぐためにも、適切な対応が行えるよう正しい知識と技術を身につけなければなりません。今回のミーティングで学んだことを今後の活動にしっかりと活かせるよう、さらに研鑽に励みたいと思います。 私は今回、プログラム検討委員としてミーティングのプログラム企画段階から携わらせていただき、本ミーティングの準備・運営にも準備委員として活動いたしました。 企画〜運営まで、多くの先生方がそれぞれの立場で尽力され、私もその一員として協働させていただき、多くの学びや気づきがある貴重な経験をさせていただきました。 今後も当クリニックを受診される患者さまにこの経験を還元できるよう、日々研鑽を積み、精進して参ります。

当医療法人副理事長 井戸田仁医師とリハビリテーション部 平野理学療法士が愛知県スポーツ協会「功労賞」を受賞しました

当医療法人副理事長 井戸田仁医師とリハビリテーション部 平野理学療法士が愛知県スポーツ協会「功労賞」を受賞しました

こんにちは。 リハビリテーション部の平野です。 新年度がはじまり、当クリニックでは新しい診療体制となりました。 これまで以上に、皆様に寄り添いながら、より良い医療を提供できるよう、職員一同、努力いたします。 今年度も、よろしくお願いいたします。 このたび、令和6年度公益財団法人愛知県スポーツ協会より、協会の発展への功績が認められ、 当医療法人副理事長でありびわじま整形外科院長の井戸田仁医師と、 井戸田整形外科名駅スポーツクリニックの平野が「功労賞」を賜りましたので、御礼をかねてご報告させて頂きます。 井戸田仁医師は、愛知県スポーツ協会の前身である愛知県体育協会の時代から、 理事、スポーツ推進審議会委員、スポーツ科学研究委員会委員長などの要職を歴任し、 愛知県スポーツドクター連絡協議会では会長として、県内のスポーツドクターを長きにわたり牽引されてきました。 国民スポーツ大会(前国民体育大会)本部ドクター、愛知県スケート連盟副会長、 愛知県ハンドボール協会メディカルアドバイザーなどにも就かれ、臨床診療のみならず、 スポーツ現場でも奔走し、多くの指導者やアスリートと関係を築かれてきました。 私は、愛知県アスレティックトレーナー連絡協議会の理事、国民スポーツ大会における本部役員兼アスレティックトレーナーとして活動して参りました。 前者では、スポーツに関わる女性支援委員会の担当理事として、アスリートやアスリートをささえる周辺スタッフの女性参画の啓発活動に注力しております。 私は、長年、井戸田仁医師と診療やスポーツ現場で協働させて頂き、多くのことを学んで参りました。 医師としての診療技術はもちろんのこと、スポーツドクターとしての在り方、考え方について大変尊敬しております。 このように尊敬する方と同じタイミングで賞を賜ることができ、大変光栄に思います。 また、これまでご指導を頂いた諸先輩方、スポーツ関係者の皆さま、アスリートの皆様、そして本クリニックの皆様に深く感謝申し上げます。 今後、この賞を励みに、一人でも多くの皆様に還元できるよう、研鑽を積み、精進して参りたいと思います。 よろしくお願いいたします。

骨密度検査方法について

骨密度検査方法について

こんにちは。 放射線科の中西です。 今回、骨密度測定に関するお話をさせていただきます。 骨密度を測定する方法はいろいろな方法があります。 ① QUS法・・・超音波を用いてかかとで計測する方法 ② MD法・・・両手のレントゲンを撮影し計測する方法 ③ DEXA法・・・2種類の低いエネルギーのX線を利用し計測する方法 まず、①の方法は検診センターなどでよく使用されています。X線を使用しないためドラッグストアなどでも計測することが出ます。しかし、温度や湿度などによりばらつきが出やすいという欠点があります。 ② の方法は手のレントゲンを1枚撮影するだけで計測が可能な為、診療所などで普及している方法です。しかし、手の骨の性質上骨密度の減少が捉えにくいという欠点があります。 ③ の方法は一番詳しく計測できる方法と言われています。 当院の骨密度計測機械も腰椎と大腿骨近位部で計測するものを用いています。 DEXA法は放射線を用いるため被曝が・・・と心配されるかもしれませんが、胸のレントゲンで使用する放射線量の約1/3と健康状態に影響のないごくわずかな量ですのでご安心ください。 計測にかかる時間は約5分程度です。仰向けになって寝ているだけで終わります。 結果が出るまでに約5~10分お時間をいただきます。 皆さんは定期的に骨密度計測されていますか? 「昔に計測して大丈夫って言われたから私は大丈夫!」「運動もしているし、カルシウムも摂っている!だから骨粗鬆症じゃない!」と思っていませんか? 当院を受診する患者さんからは「思ったより低かった・・・」「今気づけて良かった」というお声をいただいています。 骨粗鬆症は健康寿命と密接な関係があります。 健康寿命とは『日常生活を自立して行える期間』です。 骨粗鬆症による骨折は寝たきりにつながり、寿命さえも縮めてしまいます。 いつまでも健やかな人生を歩みたいと思われる方は今の骨密度がどのくらいなのか知ることも大切です。 検査に関することで心配なことがありましたら、放射線科スタッフまでお声かけ下さい。