IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会にリハビリテーション部の平野PTが帯同しました

こんにちは。
理学療法士の平野です。
2025年8月7日~10日にイタリアのトリノで開催された2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会へアスレティックトレーナーとして帯同させて頂きました。
日本選手団は、107名の選手が、9つの種目に参加しました。多くの選手が優秀な成績を修めた結果、国別で総合優勝を勝ち取ることができました!大会期間中、大きなケガや病気の発生はなく、皆が無事に出場でき、安堵いたしました。
以下、今回の遠征での苦労話を少しさせて頂きます。
海外遠征に帯同する際は、国内と比べて、念入りに準備をしていきます。日本で当たり前と思っていても、国によって異なる文化や風習、生活スタイルなどあるため、対応に苦慮することがあります。
今回、イタリアでしたが、氷の準備に難渋しました。スポーツ現場では、スポーツによるケガや熱中症などが発生した場合、救急対応として冷却することが一般的です。バトントワーリングは、急性的なケガ(バトンによる打撲、突き指、捻挫、肉離れなど)の発生頻度が高く、遠征帯同時には、必ず沢山の氷を準備します。
しかし、イタリアは氷を日常的に用いることは少ないとのことで、飲み物に氷を入れて飲む習慣もないそうです。
そのため、ホテルや体育館に氷のストックはなく、スーパーで購入(限られたスーパー)せざるを得ませんでした。
スポーツ現場では、瞬間冷却パックやコールドスプレーの利用が多い様でした(日本でも使用します)。
このように、現地で調達せざるをえない物、対応しなければならない事項など、多くあります。
事前調査は当たり前ですが、臨機応変に対応する能力が必要であろうこと、改めて感じた遠征でした。

【その他資格】
日本理学療法士協会認定理学療法士(スポーツ)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
【社会活動】
バトントワーリング全日本トレーナー
ナゴヤゴールデントワラーズトレーナー
トヨタ車体クインシーズメディカルサポート
豊田通商バドミントン部メディカルサポート
豊田市ボッチャ協会トレーニング強化スタッフ
日本スポーツ理学療法学会理事
愛知県理学療法士会 2026アジア・アジアパラ競技大会支援委員会委員長
愛知県理学療法士会スポーツ推進協力者
愛知県アスレティックトレーナー連絡協議会理事
国民スポーツ大会愛知県本部役員
名古屋市指定管理者選定委員