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歯について①

歯について①

こんにちは。
乳腺診療と骨粗鬆症治療を担当しております井戸田愛です。

11月になりました。
名古屋では126年ぶりの連日の夏日を記録してます。
私は暑くてコンビニで白くまアイスを買いました!
季節外れですがとても美味しかったです。
みなさんも美味しく感じるものを是非食べてください。

さて、今回はその食べるための「歯」について(前半)です。

「歯」は栄養を摂るために一番最初に、一番重要である「噛み砕く」という役割をしています。
しっかり噛まないと胃や腸に負担がかかりますし、消化不良も起こします。

「虫歯」については小学校でもブラッシング指導などされるようになり、以前に比べてずいぶん減ったようです。

今、問題となっているのは大人になって増える「歯周病」です。

「歯周病」は日本人で一番多い感染症!と言われています。

テレビCMなどで「歯周病」と聞いたことがあると思いますが、多くの方が原因である歯周病菌を持っていると考えられています。

「虫歯」より「歯周病」が怖いのは、「冷たいものがしみる」とか「歯が痛い」という症状がなく、どんどん進行し気付いたときには歯がなくなってしまう状態となることです。

歯周病ケアについて知らなく、年齢が高くなって、歯が抜けてしまい入れ歯が必要になった、、、とならないように、若い頃から毎日のブラッシングで歯周病菌を増やさないようにすることが重要です。

「歯」は万病の元で、歯を守ると色々な大きな病気も防ぐことができます!

さあ、秋の美味しいものをしっかりと噛んで食べて、筋肉や骨を維持しましょう。食事のあとは綺麗に歯を磨きましょう。

来年も再来年も美味しく自分の歯で食事をするために、「歯科検診」を受けてください。

そうすることで、いろいろな病気を防ぐことができます。

ところで、、
どんな病気が防げるのか?、、、
次回、「歯」について(後半)でお伝えします。

追伸、、、

今週(11/6〜8)、NHKEテレ「きょうの健康」というテレビ番組で骨粗鬆症に関する内容が放送されます。
骨に必要な栄養素や転倒防止に関する内容が放送されるので、興味のある方はぜひ見てみてください!

執筆者

日本乳癌学会専門医
日本外科学会専門医
日本骨粗鬆症学会認定医